第11弾 江幡咲希「行動したもん勝ち!人とのつながりを大切に」
- maho
- 2020年11月20日
- 読了時間: 7分

このコロナ禍の中で、大事にされることは何でしょうか?
江幡さんは、「行動すること」が大事だと語ります。
この時期だからうずくまるわけではなく、学生の時期を活かして、オンラインでもとにかく行動しよう!と。
そんなエネルギー溢れる江幡さんの記事、ぜひ読んでみてください!✨
Q.1 自己紹介をお願いします。
早稲田大学文化構想学部4年の江幡咲希(えばたさき)です!社会構築論系の高野孝子先生のゼミに所属しています。自分の専攻というと少し難しいのですが、ゼミではサステナビリティを中心に勉強しています。高野先生の早稲田大学での任期が来年で終わりなので、来年度の生徒募集をしていないのが少し寂しいです。
サークルは、学生生活の中で一番携わってきたのが離島交流プロジェクトというボランティアサークルです。2年から3年にかけては代表もさせていただいていたため、多いときには活動地であった鳩間島に年4回ほどでむき、海浜清掃や島の小中学生との交流を中心に活動していました。
サークル以外だと、今はゼミの人たちと運営しているsus networkというサステナビリティ関連のトピックをInstagramで発信をして、世間でのサステナビリティに対する理解を上げる活動にも携わっています。
趣味は人と会うことですかね!人と会うのが好き。何かしら誘われたらとにかくいくようにしています。人と会う時間を作るのが好きなんですよね。SNSをいじるのも好きで、人とのやりとりで一日終わることもあります。それが苦じゃない。カルディでバイトしているんですが、それも楽しいですね。基本的にアクティブな状態に身を置いているのが好きなんでしょうね。人脈を広げられるなら広げまくりたいと考えています。後は料理も好き(笑)
Q.1-2 サークルに関してより詳細にお話をお伺いしてもいいですか?
サークルの理念としては現地の人に「寄り添う」ということを大事にしていて、鳩間島は人口40人、島の一周4キロほどの本当に小さな離島なので、何かを変えるとかではなくて、いかに持続させるかというサステナビリティ的な観点で活動をしていました。島にはゴミとかもたくさん漂流してくるんですよ。発信力は決して高くはなかったんですが、そうした現状を少しでも皆さんにお伝えできればと思い、SNSで発信をしていました。
去年、後輩の西山さん(第10弾インタビューの方です!)に引き継いだんですが、島民からすると、「結局君たちは何がしたいの」、「結局何しに来てるの」と感じる島民の方々を納得させる事ができず、、。10年くらいの歴史があるサークルだったのですが、島民に私たちの活動に疑問を持つ人の発言力も強い状況であったので、サークル自体の活動は終わるしかなかったという感じです。
離島で綺麗な自然体験は、島民との交流など、楽しい時間を過ごせると思って入ってきた新入部員が、てっきり歓迎されているのかと思って島にいったら全然そんなことないという現状に、いやになっちゃうんですよね。だからすぐにやめちゃいますし、既存のメンバーも減っちゃってる。
受け入れている側としては毎年人が変わるというのは、やっぱり関係性も育まれにくいですし、こちらの事情なんで知らないわけじゃないですか。こちらとしても、サークル内でやっと皆の気持ちが「島のために」となるころには引退を迎えるということを繰り返していました。もっと寄り添っていきたかったんですが、力及ばずで残念です…。

離島交流プロジェクトで活動を共にした、後輩の西山さんとの1枚。
Q.2 コロナの影響で大変なことはありましたか?
サークルに関してなんですが、活動終了するにあたって、最後にお世話になりましたと言いに行く最後の締めがコロナで流れてしまったんです。後輩たちも苦労しているので。私も再度介入して色々話し合いなど進めているんですが、最後の訪問がいつできるのか見通し立たずって感じで本当に困っています。
それ以外では、元々ポジティブな方なので、親が失職したりとかもなく、確かにバイト先にいくくらいで人とは会えなくなりましたけど、SNSで頻繁に連絡をしてもいたし、sus networkもあるし、対面で出来なくなったというだけで、そんなに大変なことはなかったというのが正直なところです!むしろ家が学校から結構遠いので、対面じゃ無い分楽になったともいえるかもしれません。人と会えなくても連絡はとれるから。
最初はzoomに抵抗があったんですが、ゼミの先生がかなり早い段階から積極的にzoomを活用して、人と話す場を作ってくれたから慣れるのも早かったです。ゼミの先生も人と人との繋がりを重視しているんですよね。新しく入ってきた後輩とも、ある程度の時間と回数をこなせば、オンラインでも全然関係性は作れる。もちろん対面で最終的な人間関係が構築される仕上げとはなるんですが、10の内9までは十分来れるんです。
他には料理の時間も増えました。それも楽しかった!

人と人とのつながりを大切にする江幡さん。
Q.3 バイトはどうしていますか?
コロナ対策で、マスクの着用やソーシャルディスタンスに配慮した接客など店員にかかる負担が増えたぶん、むしろ給料が一次的に増えましたね。別に店舗が閉店することもなく、給料ももらえていたので問題なかったです。飲食系は厳しそうですよね。友達のなかにはバイト先のタピオカ屋が閉店したりとかもあったみたいです。
Q.4 人間関係にどのような変化がありましたか?
もともとコロナ前から頻繁に連絡とって会っていた人とは特に変わりないですね。電話などの連絡が増えました。というか増やした(笑)。友達とかで実家に帰省している人とかは寂しいと言っている人もいるようですが…。
家族関係はもともと仲がいいのもあって、一緒にいる時間が増えても特に窮屈に感じることもなく、むしろ皆で顔を合わせてご飯を食べる時間が増えたのは不思議な感じがしたかな(笑)特別よくなってないけど、悪くなったということもない。影響はあんまり出てないですね。
Q.5 就活やインターンなど、どうしていますか?
インターンはいかなかったタイプの学生なんです(笑)。就活も3月末くらいに早めに終わったので影響ほぼなし。始めてzoomで面談したりとかはあったけど、自分の行こうとしている業界はあんまり影響受ける前に一通り就活が終わる業界だったので。就活を続けようと思えば続けられたんですが、直感タイプなのもあって、この会社に行きたい!と決めた部分と、コロナの影響が出始めていたので、変にリスクを負う必要は無いと、打ち切ったのもあります。
オンラインによって普段だったらいけない説明会とかにも行けて、むしろそれが自分にはプラスになっていたと思います!
Q.6 最後に一言!
このコロナになってから、本当に行動したもん勝ちだなと思っていて、確かに感染リスクを抑えて行動するのは大事なんですが、それで完全にひきこもって誰にも会わないっていうのは勿体ないなと思っています。やっぱり人と直接会って話す中で、考えが洗練されたり感覚が調整される部分ってあると思うので、作れるなら人と会う時間を作ったほうがいいと思う。
特に学生のうちは。社会人になるとどうしても仕事や部署といったものに自由を制限されるから、ダントツに自由度の高い学生のうちに人と会っていたほうがいいと思います。大学一年生とかで、まだ友達が作れていないという方がいたら、ただ待っているのではなく、自分から調べたりとかして、ちょっと興味を持ったサークルや団体に勇気を出してDM送るとか、自分でいいなと思った組織をみつけてアクションを起こすべきです。
とにかく積極性を持って、オンラインでもいいけど、いつかは対面で会ってみてほしいなって思います。何にでも足を運んでみる精神は大事!普段だってその精神は大事なのに、コロナ禍では余計に大事になっていると思うんです。面倒くさがったら、きっと本当に自分の人生に重要な意味をもたらすはずの出会いを逃してします。
まずはオンラインからでも初めて見てほしいんです。きっとコロナによって、この期間に行動できた人とできなかった人とで、コロナが収束した後にすごく差が開いてしまっていると思う。ゼミとかも人数をわけるなどコロナ対策を万全にして、なんやかんやで夏休みに10回くらい会えたんですが、そうするとやっぱり思い出の量も違うし、面倒くさがらなくてよかったなと思っています。
最後に、私の所属する団体について紹介させてください!
Sustainable networkでは、サステナビリティ に関する様々な情報を発信しており、ゼミのOBの先輩と同期の仲間と運営しています。
アカウントの投稿を通して、サステナビリティ に関して興味を持ってもらう事はもちろん、誰かの「きっかけ」作りに携われたら、という想いで様々な投稿をしています。
@sus_network で投稿しているので、是非見ていただけたら嬉しいです!

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